身体からのSOS No.000

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その症状、身体からのメッセージかもしれません。

私たちは、熱が出ると「熱を下げたい」と思います。

咳が出れば「咳を止めたい」と思います。

皮膚がかゆければ、「早くかゆみを取ってほしい」と願います。

それは当然のことです。

症状はつらいものですから、少しでも早く楽になりたいと思うのは自然なことです。

しかし、ここで一つ考えてみてください。

もし、その症状に意味があるとしたらどうでしょう。


症状は身体からの「手紙」

私たちの身体は、言葉で話すことはできません。

その代わりに、

熱、痛み、かゆみ、疲労感、下痢、便秘

など、さまざまな症状を通して、

「少し無理をしていますよ。」

「ここに負担がかかっていますよ。」

と教えてくれています。

私はこれを、身体からのSOS と考えています。


症状だけを消しても、本当の解決にならないことがあります。

もちろん、薬はとても大切です。

私自身も皮膚科医として、必要な治療は積極的に行います。

しかし、薬で症状が落ち着いても、

また繰り返してしまう方が少なくありません。

それは、症状の「背景」が残っているからかもしれません。


私たちが診療で大切にしていること

当院では、「どんな薬を使うか」だけではなく、

「なぜ、その症状が起きたのか」を一緒に考えます。

例えば、

  • 腸内環境
  • 栄養バランス
  • 睡眠
  • ストレス
  • 生活習慣

これらはすべて身体とつながっています。

もちろん、すべての症状がこれだけで説明できるわけではありません。

だからこそ、一人ひとりのお話を伺いながら、その方に合った方法を考えていきます。


このシリーズでお伝えしたいこと

「身体からのSOSシリーズ」では、

皮膚だけではなく、

腸、栄養、生活習慣、睡眠、ストレス など、

身体全体を一つのつながりとして考える視点を、

できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

このシリーズが、ご自身の身体と向き合うきっかけになれば幸いです。


最後に

症状は、敵ではありません。

身体が一生懸命送ってくれているメッセージです。

その声に少し耳を傾けることで、

身体は思っている以上に応えてくれることがあります。

皮膚も腸も、身体からのSOS。

このシリーズを通して、一緒に身体の声を読み解いていきましょう。

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